CdA 計算ツールとバイクパートのタイム計算
平坦路の計算が 2 つあります。1 つ目はパワーから速度とタイムを、2 つ目は安定して走った区間からあなたの CdA を逆算します。ログイン不要で、数字を変えるとすぐに再計算します。実際のコース(登り、風、天候)で計算するなら、下の詳しいレースプランを使ってください。
パワーから速度とタイムを計算
平坦・無風、最初から最後まで同じパワー。
走った区間から CdA を逆算
平坦で風が弱く、ドラフティングなし、ポジションを変えずに走った区間の、サイコンに出た平均パワーと平均速度を入れてください。
1 区間だけではおおまかな推定にすぎません。わずかな勾配や風だけで数字は 1 割以上ずれます。安定した数字を出すには、多くのライドをまとめて計算する必要があります。
実際のレースは平坦路の式では足りない
上の 2 つの計算は、道が平坦で、風がなく、パワーが最初から最後まで変わらないと仮定しています。実際のコースには登りと下りがあり、風向きは区間ごとに違い、ペーシングも最初から最後まで同じパワーにすべきではありません。詳しいレースプランはこれらをすべて計算に入れます。コースを選び(世界のトライアスロンコース 211 本、または自分の GPX をアップロード)、当日の天候を反映して、区間ごとに何ワットで踏むかを割り振り、バイクパート全体のタイムを予想します。
Garmin、Wahoo、COROS または Hammerhead を連携すると、屋外でパワーを記録したライドのたびに CdA が自動で 1 件算出されます。ライドが増えるほど正確になり、毎回自分で入力する必要はありません。
計算のしかた
あなたが踏んだパワーは、駆動系のロスを差し引いたあと、空気を押しのけることとタイヤの摩擦に使われます(平坦路・一定速度では、登りと加速の 2 項はありません):
P × η = ( ½ · ρ · CdA · v² + Crr · m · g ) · v
- P はパワー、η は駆動効率(0.977)。
- ρ は空気密度で、気温と標高から計算します。暑いほど、標高が高いほど空気は薄くなり、同じパワーでも速く走れます。
- CdA は空気抵抗面積、v は速度、Crr は転がり抵抗係数、m は体とバイクを合わせた重量、g は重力加速度。
1 つ目の計算は CdA がわかっているときに速度を解き、2 つ目は速度がわかっているときに CdA を逆算します。詳しいレースプランも同じ方程式を使いますが、区間ごとに 1 回ずつ計算し、さらに勾配、風、コーナーを加えます。
よくある質問
自分の CdA がわからないときは何を入れればいい?
まず自分にいちばん近い乗車ポジションを選んでください。トライアスロン/TT バイクで約 0.25、ロードバイク+クリップオン DH バーで約 0.285、ロードバイクの下ハンで約 0.32、ブラケットで約 0.40(身長 175 cm、体重 72 kg が基準で、体格が大きいほど数字は大きくなります)。表から引いた値の誤差はおよそプラスマイナス 15% です。自分の数字を出したいなら〈風洞なしで CdA を自分で計算する方法〉を見てください。
計算したタイムはどれくらい正確?
物理モデルそのものについては、実走パワーファイル 64 本に当日の実際のパワーと天候を入れてリプレイし、バイクパートのタイムの誤差の中央値は 2.1%、86% がプラスマイナス 5% 以内に収まりました(検証方法)。平坦路の計算にはさらに「最初から最後まで同じパワー、無風」という仮定が加わるので、実際のレースとは差が出ます。
逆算した CdA が人と大きく違うのは普通?
よくある原因は、その区間に実はわずかな勾配があった、風があった、ドラフティングしていた、あるいはサイコンの平均速度に止まっていた時間が含まれていた、などです。1 区間から出した数字は参考程度にしてください。同じ区間を往復で何本か走って平均すると、ずっと安定します。
お金はかかる?
このページの 2 つの計算は無料で、ログインも不要です。詳しいレースプランの計算も無料で、有料なのはサイコンに書き出すファイルだけです。プランを見てください。